質店で強盗の機会うかがった疑いの男２人「脅されているから１１０番して」経営者に伝え逃走

千葉県警察本部

　千葉県警八千代署は３日、自称アルバイトの少年（１９）を強盗予備の疑いで逮捕した。発表によると、少年は男らと共謀して８月２９日午後６時４０～５０分頃、八千代市八千代台南の質店に包丁を隠し持って入り、店内を歩き回って強盗の機会をうかがった疑い。「お金を稼ぐためにやった」と容疑を認めているという。

　同署は、店に入った男２人と車の運転役の少なくとも３人が事件に関与したとみている。１人は質店の男性経営者（５１）に「脅されているから１１０番してほしい」と伝えた後、逃走したという。

　男２人は当時、店内で電話をしており、男性経営者は「なんでもいいから出してもらえ」という声が漏れているのを聞いたという。