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イスラエル軍、ヒズボラ指導者の「後継候補」標的にベイルート空爆…情報機関本部も

読売新聞 / 2024年10月4日 22時44分

3日、レバノンの首都ベイルートの空爆現場で立ち上る煙=AP

 【エルサレム=西田道成、ワシントン=田島大志】イスラエル軍は、地上侵攻したレバノンで攻勢を強めている。米CNNによると、軍は3日夜から4日未明にかけ、レバノンの首都ベイルートで、イスラム教シーア派組織ヒズボラの幹部ハシム・サフィディン師を標的とした空爆を行った。イスラエル当局者の話として伝えた。

 サフィディン師は、9月に殺害されたヒズボラの指導者ハッサン・ナスララ師の後継候補の一人と目されている。サフィディン師の安否は分かっていない。

 軍は3日、ベイルートにあるヒズボラの情報機関本部を空爆したと発表した。イスラエルや軍に関する情報収集を指揮していたという。イスラエル側は、ヒズボラの有力幹部や中枢施設への攻撃を重ね、組織の弱体化を狙っている。

 また、軍は3日、パレスチナ自治区ガザのイスラム主義組織ハマスの最高幹部ヤヒヤ・シンワル政治局長の最側近の一人、ラウヒ・ムシュタハ氏を殺害したと発表した。約3か月前にガザ北部で行った空爆で殺害したという。ムシュタハ氏は、昨年10月のハマスによるイスラエルへの越境攻撃を立案したとされる5人の主要人物の1人とされる。

 パレスチナ保健当局によると、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のトゥルカレムで3日、イスラエル軍の空爆があり、18人が死亡した。軍は4日、空爆でハマスの地元幹部を殺害したと主張した。

 一方、米国のバイデン大統領は3日、イランからのミサイル攻撃への報復を検討しているイスラエルとの間で、イランの石油施設に対する攻撃の可能性について協議していると明らかにした。バイデン氏は記者団に石油関連施設に対するイスラエルの攻撃を支持するか問われ、「我々はそれを協議している」と語った。

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