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年間150万人が訪れる高野山、紅葉シーズンは駐車場を有料に…歩いて楽しんで

読売新聞 / 2024年10月5日 13時9分

雨にもかかわらず、多くの参拝客でにぎわう金剛峯寺(和歌山県高野町で)

30分以上1000円

 高野山真言宗・総本山金剛峯寺(和歌山県高野町)は4日、無料としてきた駐車場2か所を11月1~24日に有料化する実証実験を行うと発表した。オーバーツーリズム(観光公害)対策として、観光庁の補助事業を活用し、課金するシステムを導入。30分以上駐車した自動車や観光バスから1000円を徴収する。紅葉シーズンに車を減らし、高野山を歩いて楽しんでもらう仕組みを探る。(清水美穂)

 「中の橋駐車場」と「金剛峯寺前第2駐車場」で実施。30分未満の場合は無料で、バイクも対象外とする。

 高野山には年間約150万人が訪れる。紅葉が美しくなる秋は特に多くの人出が見込まれる。

 寺は従来、観光シーズンには臨時駐車場も含めて計約1000台分を無料で用意してきた。ただ、近年は1日に3000~5000台が集中する日もあった。入庫待ちの車による交通渋滞が発生していた。

 実証実験では、こうした課題の解決を目指し、入り口ゲートやロック盤を設置しない「スマートパークシステム」を採用する。カメラで車のナンバープレートを読み込み、出庫時に精算機にナンバープレートの4桁を入力するなどし、支払うという。

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