1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

浜松市で突風、家屋40軒に被害…竜巻かダウンバーストが原因か

読売新聞 / 2024年10月5日 6時55分

 浜松市中央区で3日夕方に発生した突風で、浜松市は4日、少なくとも家屋40軒が突風被害に遭ったと発表した。市では罹災りさい証明書の受け付けを始め、今後災害ごみの回収も行う。また同日は、市と静岡地方気象台による現地調査も行われた。

 気象台によると、突風は3日午後5時半頃、東名高速道路浜松西インターチェンジ付近で、南西から北東方向2~3キロでビニールハウスを吹き飛ばすなどの被害を与えた。最大瞬間風速は50メートル以上だったと考えられるという。

 気象台職員らは、被害を受けた民家などを歩いてまわり、写真を撮影したり、聞き込みをしたりして調査を進めた。上清直隆次長は「竜巻か(積乱雲から強い下降気流が吹き付ける)ダウンバーストが主な原因として考えられるが、現時点でははっきり分からない」と話した。

 一夜明けた現地では、がれきを片付けたり、吹き飛ばされた屋根にブルーシートをかけたりする住民の姿が見られた。

 同区の女性(59)の自宅は屋根が損傷し、隣接する車庫は外壁がはがされた。「早朝から片付けているが、どこから飛んできたか分からない資材もたくさんある」と途方に暮れていた。同区の男性(72)の自宅や倉庫には、100メートルほど離れたビニールハウスが衝突。「ジェット機のような轟音ごうおんの後に振動があり、様子を見てあぜんとした。撤去したいが時間がかかるようだ」と肩を落とした。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください