レッサーパンダの赤ちゃん、すくすく成長中…広島・安佐動物公園は愛称を決める投票を受付中

あずま屋の屋根に上がったレッサーパンダの赤ちゃん（広島市安佐北区で）

　広島市安佐北区の市安佐動物公園は４日、レッサーパンダの雄の赤ちゃんの一般公開を始めた。６月２４日に生まれ、体長約４０センチ、体重約１キロにまで成長した。

　９月１９日から展示場に慣れる練習を続け、この日は展示場で、母のヨウヨウ（１０）と一緒に木に登ったり、あずま屋の屋根に乗り移ったり。来園客は「落ちないかな、大丈夫かな」とはらはらしながら見守った。

　広島市西区から家族５人で訪れた会社員の女性（２６）は「かわいくて、見ていて癒やされた。一緒に来たおいっ子にぬいぐるみを買ってあげようと思う」と笑顔。飼育担当の女性（５０）は「足取りがおぼつかない愛らしい様子など、成長を見守ってほしい」と話していた。

　同公園は今月５～２７日、赤ちゃんの愛称を決める投票を実施。「ガブガブ」「プルプル」「イェイイェイ」の３候補から一つ選び、入退場門そばの特設テントで投票する。