再生回数1億回、「伝説のダンスバトル」演じたThe D Sorakiが世界大会に再び参戦…レッドブルが発表
読売新聞 / 2024年10月5日 20時26分
レッドブル・ジャパンは5日、インド・ムンバイで11月に開催されるダンスバトル大会「Red Bull Dance Your Style(レッドブル・ダンス・ユア・スタイル)」の世界大会に日本人唯一の優勝経験者・The D Sorakiが出場すると発表した。The D Sorakiは2022年大会以来、2度目の出場となる。(デジタル編集部)
The D Sorakiは神奈川・湘南出身のヒップホップダンサー。南アフリカのヨハネスブルグで22年12月に開催された世界大会で優勝。来月9日の世界大会には、5日に行われた日本大会を制したKAZUfreakとともに出場する。
そのThe D Sorakiが、日本大会後に名古屋市でインタビューに応じ、世界大会での“あるダンス”について「人生が180度変わった」と振り返った。
“あるダンス”とは準決勝で、ダイアナ・ロスの「I’m Coming Out」に乗せて披露したダンスのことだ。イントロのドラムに合わせた、体をはじくようなムーブ、ステージを喜び駆け回るようなステップワーク、笑顔で天を仰ぐ表情――。そんな様々な魅力が詰まったダンスはSNSやYouTubeを中心に大きな話題になった。レッドブル・ジャパンによると、関連動画の総再生回数は1億回を超えたといい、「伝説のダンスバトル」となった。
「I’m Coming Out」は、お気に入りの曲だった。イントロで見せた独創的なダンスは「普段、家で遊んでいる時もしていた動き」で、大会の前日にはトレーニングルームに設置されていたジュークボックスでこの曲を流していたそう。「曲が流れた瞬間、勝ったと思った」
この準決勝で圧勝すると、勢いそのまま決勝も制し、初の日本人王者に。この大会をきっかけにスポンサー契約を結び、「お金から住む場所、すべてが変わった。色んな人と一緒にCMで共演させてもらうなど仕事の幅が広がった」と明かした。
その転機となった大会に、招待選手として出場が決まったことについて、「もう出なくてもいいでしょ」と冗談めかすが、「世界大会は人生が変わる大会。インドは盛り上がりそうだし、自分のダンスができたらいい」と意欲を見せた。
芸能界にもファンが多いThe D Sorakiが、また新たな伝説を生み出すか、注目される。
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