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ダルとバッテリー組むヒガシオカとは…ポストシーズン2本塁打の日系4世・田中将大ともプレー

読売新聞 / 2024年10月7日 8時52分

ブレーブスとのワイルドカードシリーズ第2戦、2回にソロ本塁打を放ったパドレスのヒガシオカ=Denis Poroy-Imagn Images

 米大リーグ、ナ・リーグの地区シリーズ(5回戦制)は6日(日本時間7日)、ドジャースとパドレスの第2戦がロサンゼルスのドジャースタジアムで行われる。パドレスの先発はダルビッシュ有。そのダルビッシュとバッテリーを組む捕手が、日系4世のカイル・ヒガシオカだ。日本にルーツを持つヒガシオカとはどんな選手なのか。

 1990年、カリフォルニア生まれの34歳。2008年のドラフト7巡目(全体230位)でヤンキースに入団した。

 2017年にメジャーデビューしてこの年は9試合に出場。5年目の21年からは出場試合が50を超えるなどプレー機会が増えた。ヤンキース時代には田中将大(楽天)ともバッテリーを組み、交流があった。23年にはキャリア最多の92試合に出場して、オフに2対5のトレードでパドレスに移籍した。

 23年に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のアメリカ代表に控え捕手として選出され、3試合に途中出場したが、打席はなかった。

 パドレスに移籍1年目の今季は77試合でスタメンマスクをかぶり、ブレーブスと戦ったポストシーズンのワイルドカードシリーズでは2本塁打を記録するなど、9番打者ながらバットでもチームの勝ち上がりに貢献した。

 メジャー8年間で捕手、指名打者として398試合に出場し、通算打率2割1分2厘、57本塁打、166打点、盗塁阻止率は2割9厘という記録を残している。

 地区シリーズでは先に3勝した方がリーグ優勝決定シリーズに進出するだけに、パドレスは連敗が許されないところ。大事な試合でダルビッシュとヒガシオカのベテラン・バッテリーがドジャースの勢いを止めることができるか。(デジタル編集部)

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