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竜王戦先勝の藤井聡太竜王「▲1七桂~▲3三金を見つけて勝ちと思った」

読売新聞 / 2024年10月6日 19時42分

竜王戦第1局で、投了を告げる佐々木勇気八段(左)。勝った藤井聡太竜王は開幕戦を白星で飾り、4連覇に向けて好スタートを切った(6日、東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂で)=若杉和希撮影

 藤井聡太竜王(22)(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖)に佐々木勇気八段(30)が挑戦する第37期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)の第1局が5、6の両日、東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂で行われた。勝負は6日午後、117手で藤井竜王が勝利を収め、七番勝負の開幕局を制した。

 藤井竜王の先手で始まった本局は両者得意の角換わり腰掛け銀の将棋となった。2日目に入って藤井竜王は好所に角を据え、快調に攻めたが、佐々木八段も巧みに食い下がり、追い上げを見せた。終盤、佐々木八段は寄せ合いに活路を見出そうとしたが、最後は藤井竜王が鮮やかな寄せを決め、竜王4連覇に向けて幸先のいいスタートを切った。

 局後のインタビューで藤井竜王は「最後までよくわからないまま指していたが、▲1七桂~▲3三金を見つけて勝ちになったと思った。2局目以降は先後が決まっているので、しっかり準備して臨みたい」と語った。一方、タイトル戦デビューを白星で飾ることができなかった佐々木八段は「終盤で反撃するタイミングを多分、誤ってしまった。結果は仕方ないので切り替えていきたい」と述べた。

 第2局は19、20日の両日、福井県あわら市の「あわら温泉 美松」で行われる。

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