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自民福島県連、計5人を党本部に公認申請…3区・菅家一郎氏の比例重複はなしか

読売新聞 / 2024年10月8日 10時14分

福島県

 衆院選に向けて、自民党福島県連は7日、総務会を開き、県内4選挙区と比例選東北ブロックに計5人を擁立すると正式決定し、党本部に公認申請した。ただ、石破首相(自民党総裁)が6日に示した方針により、福島3区に擁立する現職の菅家一郎氏(69)は比例選の重複立候補が認められない可能性が高い。

 公認申請したのは、1区の現職・亀岡偉民氏(69)、2区の新人・根本拓氏(38)、3区の菅家氏、4区の新人・坂本竜太郎氏(44)で、いずれも重複立候補を求めた。比例東北は、現職の上杉謙太郎氏(49)とした。

 派閥の政治資金規正法違反事件で不記載があった議員については、石破首相が6日、重い処分を受けるなどした議員を非公認とし、それ以外でも重複立候補を認めないなどとする方針を表明した。

 県連が公認申請した5人では、菅家氏が党役職停止6か月の処分を受けており、重複立候補できないとみられる。処分にあたらない幹事長注意を受けた亀岡氏は、2回連続で比例復活当選しており、そもそも党の要件を満たしていないことから比例重複は認められない見通し。同じく幹事長注意の上杉氏は比例選のみの立候補で、どう扱われるのかは不透明だ。

 総務会後、矢吹貢一幹事長は比例重複について「党本部が判断すること。県連としては全ての選挙区で公認申請をし、比例重複も求める」と強調した。ただ、比例重複が認められなければ、「候補は大きなマイナスからのスタートになる」との危機感を示した。

 首相の方針が伝えられた6日午後、会津若松市で会合に出席していた菅家氏は「党本部が決定したのなら受け入れる。選挙区で勝つだけだ」と報道陣に語った。

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