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初号機が空中爆発した民間ロケット「カイロス」12月14日に2号機…衛星を軌道投入へ

読売新聞 / 2024年10月8日 15時0分

打ち上げ前の「カイロス」初号機(3月13日、和歌山県串本町で、読売ヘリから)=飯島啓太撮影

 3月に初号機の打ち上げに失敗した小型ロケット「カイロス」について、宇宙新興企業「スペースワン」(東京)が12月14日に和歌山県串本町の発射場から2号機を打ち上げる方針を決めたことが関係者への取材でわかった。搭載する小型衛星の軌道投入に成功すれば、国内の民間企業単独では初めてとなる。天候などによっては日程が後ろにずれる可能性もあるという。

 同社は3月、串本町の発射場から国の小型衛星を載せた初号機を打ち上げたが、発射から約5秒後に空中で爆発した。その後、失敗の原因を調査し、再発防止策を講じた2号機を12月に発射する計画を8月に明らかにしていた。

 関係者によると、同社が日程の調整を進め、週末となる12月14日を発射日の第1候補にすることを決めたという。2号機には複数の小型衛星を搭載する予定。

 同社は2018年、IHIエアロスペース、キヤノン電子、清水建設などが出資して設立。高頻度で小型衛星を宇宙に送る「宇宙宅配便」の事業化を目指している。30年代に年間30機の打ち上げを目標に掲げる。

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