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「成田撮るならココ!」画像と音声で案内…吉本興業がスマホ向けに開発、お笑いコンビ「サバンナ」出演

読売新聞 / 2024年10月12日 15時28分

成田空港の展望デッキでチャーリィ古庄さん(右から2人目)から指導を受けながら撮影する「サバンナ」の2人。右は小泉市長(2日)

 吉本興業が、成田空港周辺のフォトスポットを紹介するスマートフォン用オーディオガイドの開発を進めている。魅力的な航空写真が撮影できる地点を画像と音声で案内する仕組みだ。開発に協力する成田国際空港会社(NAA)や成田市は、空港や地域の魅力を発信することで空港従業員の人手不足解消につながることを期待している。

 オーディオガイドは、「成田市さくらの山」や「航空科学博物館」(芝山町)など自然も楽しめる撮影スポットを紹介する。成田市在住の航空写真家、チャーリィ古庄さんがガイド役を務め、お笑いコンビ「サバンナ」と同市の小泉一成市長が出演する。11月30日から音声ガイドアプリ「Pokke」内で税込み650円で販売が始まる。

 古庄さんは100か所以上の国や地域で航空写真を撮影し、500か所以上の空港を訪れた経験を持つ。地元の成田空港も熟知しており、「里山も残り、春夏秋冬の航空写真が撮れるのが成田空港の魅力」と話す。

 今月2日には、「サバンナ」の高橋茂雄さんと八木真澄さんらが参加して実際の航空機を撮影した。成田空港第1ターミナル5階の展望デッキを訪れた2人は、一眼レフのカメラに望遠レンズを装着し、滑走路を行き交う航空機に向けてシャッターを切っていた。

 プライベートでも航空機好きという高橋さんは、「成田空港は何度も来ているが、金網に『さあ、写真撮れ』というような穴があることに驚いた」と笑顔。八木さんは「早速、ブラジル行きの飛行機を探してしまった」と持ちネタに絡めて笑いを取っていた。

 NAAでは、空港の機能強化に合わせて現在の倍近い約7万人の空港スタッフが必要と試算しており、外国人も含めて求人活動を続けている。成田市は今後、空港で新規採用される従業員が多く居住することが予想されており、小泉市長は「空港周辺の撮影スポットを知ってもらうことで若い世代の人たちが空港で働こう、空港周辺地域に住もうと思ってもらうことに期待している」と話していた。

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