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元阪神のスアレス、力強さ増した剛速球で大谷翔平のドジャース制圧…最速163キロ

読売新聞 / 2024年10月9日 16時11分

ドジャースとの地区シリーズ第3戦、9回2死から最後のアウトをとってガッツポーズするパドレスのスアレス(8日)=AP

 日本時間9日に行われた米大リーグのポストシーズンで、ナ・リーグのパドレス(西地区2位)は地区シリーズの第3戦でドジャース(同1位)に6-5で競り勝った。対戦成績を2勝1敗とし、リーグ優勝決定シリーズ進出へ王手をかけた。最後を締めた元阪神のスアレスの快投が光った。(デジタル編集部)

 出番は八回二死に訪れた。ドジャースのMVPトリオの一角、フリーマンがヒットで出塁。三回に満塁ホームランを放っているT・エルナンデスを迎えた場面だった。満員の観客が、パドレスのチームカラーの黄色いタオルを振って応援する中、ソフトバンクと阪神で2016年から21年までプレーしたベネズエラ出身の33歳は、豪速球を投げ込んだ。シンカーを含め全て158キロ以上の速球。5球目の161キロで力のない一飛に仕留めた。

 回またぎで続投した九回はさらに力強かった。投げるごとにストレートは球速を上げていった。99・0マイル(約159・3キロ)からスタートした直球は、3人目ラクスの初球で100・2マイル(約161・2キロ)を計測。空振り三振で試合を締めた最後のボールは101・3マイル(約163・0キロ)だった。

 大リーグのプレー解析システム「スタットキャスト」によると、スアレスの直球の平均は、昨年は97・7マイル(約157・2キロ)だったが、今季は99・1マイル(約159・5キロ)。2・3キロもアップした。

 力強さを増し、リーグ3位の36セーブを挙げた守護神。大谷翔平らドジャース打線には、手ごわい存在だ。

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