公共工事なのに「工事代や手付金が必要」とうそ、自治会から５００万円詐取…容疑で元市議を逮捕

滋賀県警察本部

　理事を務めていた自治会から現金をだまし取ったとして、滋賀県警捜査２課と長浜署は９日、前長浜市議の男（７６）を詐欺容疑で再逮捕した。容疑を認めているという。

　発表によると、男は２０２１年９月２４日頃、同市の野瀬町自治会が管理している民家跡地について、市や県が実施している公共工事なのに「上下水道の引き込み工事代やポンプの手付金が必要」とうそをつき、自治会長から５００万円をだまし取るなどした疑い。

　男は今年９月、自治会への寄付者に渡す謝礼の名目で、自治会長から現金３５０万円をだまし取った詐欺容疑で逮捕されていた。