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公明党・北側一雄副代表「長い間ありがとうございました」、二階元自民幹事長ら与野党約20人引退へ

読売新聞 / 2024年10月10日 12時35分

北側氏

 公明党の北側一雄副代表(71)(衆院大阪16区)は9日の党会合で、衆院選に出馬せず引退する意向を明らかにした。北側氏は当選10回。国土交通相や幹事長を歴任し、安全保障政策や憲法に精通していることで知られた。

 北側氏は、「議員在任中に69歳を超えない」などとする党の内規に抵触することから、党が昨年5月、大阪16区の候補差し替えを発表していた。この日の会合では、衆参両院の党所属国会議員を前に「長い間、本当にありがとうございました」と語った。このほかにも、9日の衆院解散に伴い、与野党約20人のベテラン議員らが国政を退く見通しだ。

 自民党では、二階俊博・元幹事長や吉野正芳・元復興相らが引退する。二階氏は同日、読売新聞の取材に「政治は一人の力ではできない。謙虚な気持ちが大事だ」と強調した。

 立憲民主党は菅直人・元首相のほか、当選15回の中村喜四郎衆院議員が引退する。立民の野田代表は9日の党会合で菅氏らと握手を交わし、記念品を贈呈。菅氏は「後任候補が仲間に入って活動できるよう、衆院選が終わるまでは現役の気持ちで頑張りたい」とあいさつした。

議員在職日数 平均上回る1075日

 9日の衆院解散に伴い、2021年10月31日の前回衆院選から始まった衆院議員の在職日数は1075日となった。長さは戦後14番目で、平均在職日数の998・4日を上回った。

 戦後の最長は、唯一4年間の任期を満了した田中角栄、三木武夫両内閣時の1972年12月~76年12月の1461日。次いで長いのが安倍、菅、岸田3氏が首相だった2017年10月~21年10月の1454日。新型コロナウイルス禍などで解散に踏み切れない期間が続き、現行憲法下で初めて任期満了を超えて衆院選が行われた。3番目は05年9月~09年7月の1410日で、小泉、安倍、福田、麻生の4氏が首相を務めた。

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