ドジャース―パドレス運命の最終戦、再び大谷翔平ＶＳダルビッシュ…山本由伸も先発の候補

３回１死、大谷（左）を内野ゴロに打ち取ったダルビッシュ（６日）＝片岡航希撮影

　米大リーグのポストシーズンは９日（日本時間１０日）、ナ・リーグ地区シリーズ第４戦が行われ、ドジャース（西地区１位）はパドレス（同２位）に８－０で完勝し、対戦成績を２勝２敗とした。勝った方がリーグ優勝決定シリーズに進むことになる第５戦は、１１日（日本時間１２日）にロサンゼルスで行われるが、この大事な最終戦にパドレスはダルビッシュが先発することになった。ダルビッシュ対大谷がシリーズの行方のカギを握るかもしれない。（デジタル編集部）

　ダルビッシュは６日の第２戦で先発していて、中４日の登板となる。問題はないはずだ。第２戦で７回１失点の好投で勝ち投手になったダルビッシュ。大谷に対しては、三振、一ゴロ、投ゴロと完璧に抑えた。大谷の反応を見ながら脚を上げている時間を変えるなど、タイミングを崩す工夫をして翻弄。レギュラーシーズンから今季通算で８打数１安打と先輩の貫禄を示している。

　一方のドジャースの先発は未定だが、第１戦で登板した山本由伸が中５日で投げる可能性がある。ロバーツ監督は９日の試合後、山本の名前を先発候補の一人に挙げた。

　大谷が熱望したポストシーズン。その第１弾の地区シリーズ最終戦で、日本のファンにはドキドキ、ワクワクしそうな勝負が繰り広げられる。