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石破首相、東アジア首脳会議で「自由で開かれた国際秩序」守り抜く決意を表明へ…中露念頭

読売新聞 / 2024年10月11日 12時20分

歓迎式典に臨む石破首相(右)とラオスのソンサイ・シーパンドン首相(11日午前、ラオス・ビエンチャンで)=代表撮影

 【ビエンチャン=上村健太】日米中露や東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10か国などによる東アジア首脳会議(EAS)が11日午前(日本時間同)、ラオスの首都ビエンチャンで開かれた。初参加の石破首相は、中国の海洋進出やロシアによるウクライナ侵略を念頭に、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜く決意を表明する見通しだ。

 会議には米国のブリンケン国務長官や中国の李強リーチャン首相、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相らが出席を予定し、東・南シナ海や台湾、ウクライナなどを巡る情勢について議論するとみられる。特に南シナ海では中国船がフィリピン船への衝突を繰り返すなど緊張が高まっており、石破首相は力による一方的な現状変更の試みを許容しないよう各国に訴える考えだ。

 首相は10日夜にはフィリピンのフェルディナンド・マルコス大統領と立ち話をした。日本の外務省によると、マルコス氏は日米比3か国の安全保障協力を強化する考えを示し、首相も「地域の安全保障環境が厳しさを増す中、フィリピンとの連携を一層深化させたい」と応じた。

 11日午前には、ASEAN議長国を務めるラオスのソンサイ・シーパンドン首相と会談し、歓迎式典に臨んだ。

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