山梨学院大・大崎悟史監督「夏合宿で実力伸ばした選手多い」…箱根予選会は「必ず突破」
読売新聞 / 2024年10月11日 15時10分
山梨学院大陸上競技部は7日、今月19日に東京都立川市などで開かれる第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=読売新聞社共催)の予選会に挑む登録メンバー14人を発表した。
メンバー発表は7日朝、甲府市の緑が丘スポーツ公園で行われた。主将の村上大樹選手(4年)やケニア人留学生のジェームス・ムトゥク選手(3年)の他、新戦力として1年生2人が選ばれた。大会出場経験や本番を想定した練習でのタイム、プレッシャーへの耐性を考慮したという。
大崎悟史駅伝監督は「今年は夏合宿で急に実力を伸ばした選手も多く、メンバーを選ぶのが難しかった。予選会は必ず突破しなければならない関門。選手の持っている力をしっかり出させてあげたい」と話した。村上主将は「最後の5、6キロが順位の変動がある大きなポイント。夏合宿での高地トレーニングやクロスカントリーで培ったスタミナを生かし、必ず予選会を突破する」と意気込んだ。
予選会では、各校の登録メンバーから選ばれた10~12人が出走、上位10人の合計タイムで順位を競い、10校が来年1月に開催される箱根駅伝の出場権を獲得する。昨年は、第100回を記念して参加資格が全国の大学に広げられたことを受け、例年より3校多い上位13校に出場権が与えられた。山梨学院大は予選会で13位、年明けの本大会で総合23位に終わり、選手たちは今季、「上昇軍団 甲斐進撃」をチームスローガンに掲げて練習に励んでいる。
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