ノーベル平和賞の受賞が決まった「日本被団協」とは…核廃絶に向け、国内外で被爆体験証言や署名活動

定期総会で活動方針などを採決した被団協（東京都千代田区で）（２０２４年６月）

　２０２４年のノーベル平和賞受賞が決まった被爆者団体「日本原水爆被害者団体協議会（被団協）」は１９５６年８月、被爆者らによって結成された。

　「ふたたび被爆者をつくるな」と掲げて核兵器の廃絶や、原爆被害への国家補償を求め、９４年には被爆者援護法制定に結びつけた。国内外で被爆体験の証言や署名活動などを行ってきた。近年は被爆者の子どもらも参加。被害実態を国内外に伝える活動も行ってきた。（デジタル編集部）