平和賞に導いた「ピカドン先生」…「坪井さんなら『核廃絶を実現するまで力を尽くせよ』と言うだろう」
読売新聞 / 2024年10月11日 21時39分
被団協の代表委員を2021年に96歳で亡くなるまで21年間務め、「被爆地ヒロシマの顔」として、被爆者の声を世界に発信し続けたのが坪井
20歳の時、広島の爆心地から1・2キロで被爆。「坪井 ここに死す」と地面に石で刻んだ直後に気を失い、全身に大やけどの痕が残った。その後は中学教師となって被爆体験や核兵器の恐ろしさを訴え、「ピカドン先生」と呼ばれた。00年に代表委員に就任し、国際会議などで核廃絶運動を先導。16年5月には、広島を訪れたオバマ米大統領(当時)に「次はじっくり被爆者の話を聴きに来てほしい」と求めた。
長年活動をともにした広島県被団協副理事長の植田
「
禎子さんは2歳の時に自宅で被爆。白血病を患い、1955年10月に12歳で亡くなった。回復を願い、病床で死の間際まで折り鶴を作り続けた生涯は本や映画になり、国内外で紹介されている。雅弘さんは「被団協が地道な活動で伝えてきた被爆者たちの苦しみや原爆への恐怖を、世界が評価してくれた」と語った。
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