アメリカのエマニュエル駐日大使「核兵器は二度と使われてはならない」…ノーベル平和賞受けSNS投稿
読売新聞 / 2024年10月12日 0時47分
【ワシントン=田島大志】今年のノーベル平和賞に「日本原水爆被害者団体協議会(被団協)」が選ばれたことに関し、米国のラーム・エマニュエル駐日大使は11日、「核兵器のない世界の実現に向けた被爆者の献身的な姿に計り知れないほどの感銘を受けてきた」とSNSで祝意を示した。「核兵器は二度と使われてはならない」とも訴えた。
エマニュエル氏は、2009年4月にプラハで行った演説で「核兵器のない世界」を追求する決意を表明し、ノーベル平和賞を受賞したオバマ元米大統領の首席補佐官を務めた。
オバマ政権で副大統領を務めたバイデン大統領も長年、核軍縮の重要性を唱えてきた。就任前には、核兵器の「先制不使用」や核攻撃の抑止と報復を核兵器の「唯一の目的」だと宣言することに意欲を示してきた。
しかし、就任後はウクライナを侵略したロシアによる核使用の脅威が高まり、中国も急速な核軍拡を進める中で、同盟国に対する「核の傘」に重点を置き、持論を封印している。
バイデン氏は23年、先進7か国首脳会議(G7サミット)出席のため広島市を訪れ、オバマ氏に続き被爆地を訪問した2人目の現職米大統領となったが、核廃絶や核軍縮を訴える場面はなかった。
この記事に関連するニュース
-
米大使「核なき世界」献身に感銘=被団協に祝意―ノーベル平和賞
時事通信 / 2024年10月11日 23時7分
-
「ノーモア・ヒバクシャ」 核軍縮の必要性示す「証言」続け受賞
毎日新聞 / 2024年10月11日 22時48分
-
米大使、被団協の献身感銘 理念共感、抑止力は維持
共同通信 / 2024年10月11日 22時35分
-
アメリカ・エマニュエル駐日大使「核兵器は二度と使用されてはならない」日本被団協のノーベル平和賞受賞決定で
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年10月11日 22時22分
-
日本被団協にノーベル平和賞、核廃絶訴える活動を評価
ロイター / 2024年10月11日 20時16分
ランキング
-
1レバノンの医療関係者、100人以上死亡 昨年10月以降=国連
ロイター / 2024年10月11日 20時41分
-
2上海の日本総領事、蘇州市ナンバー2と面会…6月の日本人親子ら死傷事件の原因究明を要求か
読売新聞 / 2024年10月11日 20時38分
-
3スペイン首相、イスラエルへの武器売却中止を要請 国連部隊攻撃で
ロイター / 2024年10月11日 19時58分
-
4南シナ海巡り米中応酬=日本も参加し東アジアサミット
時事通信 / 2024年10月11日 19時20分
-
5中国首相、日本の歩み寄りに期待 2国関係の正しい軌道維持へ
ロイター / 2024年10月11日 10時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください