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クレーン転倒事故直後に演奏やめなかったのは「主催者側の責任」 出演者への非難めぐり注意喚起

J-CASTニュース / 2024年10月11日 12時4分

クレーン転倒事故直後に演奏やめなかったのは「主催者側の責任」 出演者への非難めぐり注意喚起

「PARASITE DEJAVU 2024」の公式サイト。2日目にクレーンの転倒事故が起きた

2024年10月6日に開催された音楽イベント「PARASITE DEJAVU 2024」でカメラクレーンの転倒事故が起き、主催のMASH A&Rとグリーンズコーポレーションが10日、チケットの払い戻し対応などについて発表した。

この中で、SNS上で拡散されている憶測や誹謗中傷などに関する注意喚起も行った。

事故直後に演奏やめず「主催者として適切な判断をできなかった」

事故が起こったのは、ロックバンド・THE ORAL CIGARETTESが主催する音楽イベント「PARASITE DEJAVU 2024」の2日目だった。ライブ中に客席にカメラクレーンが転倒する事故が発生し、観客5名が負傷した。

6日の発表では、事故原因について「カメラクレーンの貸出しと操作を担当していた会社の責任者と担当社員からの詳しい聞き取りを行い、操作時にその機材の荷重安全の範囲を超えた操作を行ったことが原因となり、クレーンが土台部分から転倒した」と説明。

イベントの中止判断については、「事故発生当初、お怪我をされた方が搬送前に意識がありましたこと、またカメラクレーンを使用しないことにより、同様の事故が起こる可能性がないことから、その時点でイベントの継続を判断いたしましたが、事故の重大性に鑑み、判断を改めイベント中止の決定をいたしました」。「イベント中止の判断までに時間を要してしまった」として謝罪していた。

10日には、バンド公式サイトおよびバンド公式Xを通じ、改めてのお詫びと該当公演の払い戻し対応などに関するアナウンスを行った。

「先日の『PARASITE DEJAVU 2024』でのカメラクレーン事故で、大変なお怪我をさせてしまいましたこと、多大な恐怖心を負わせてしまいましたことを改めて深くお詫び申し上げます」とし、来場者にも謝罪。事故発生直後に演奏中断の判断を取らなかったことについて「主催者として適切な判断をできなかった」とした。

「自分たちの置かれた状況に真摯に向き合い、整理がされた状態で活動の一歩を」

「現在、THE ORAL CIGARETTESメンバー・スタッフ一同、お怪我をされた方とそのご家族への対応をさせていただいております」といい、「事故検証や公演中に事故があった際の対応検証、今後への対応改善にも時間を割くべきだと考えております」と再発防止への姿勢を示した。

チケットの払い戻し詳細については今月中をめどに案内するとし、THE ORAL CIGARETTESが現在実施中のツアー「AlterGeist0000」に関しては受付を中止し、時期を改めて再度FC1次先行受付から実施するとした。

今後については「今後の活動に向けたお知らせには少々お時間をいただくことになるかと思いますが、まずは自分たちの置かれた状況に真摯に向き合い、整理がされた状態で活動の一歩を踏み出したいと考えております」としている。

その上で、SNS等で拡散されている憶測やうわさなどに関する注意喚起も行った。

当時の状況について「今回の事故はステージからかなり角度のついた場所で起きたため、事故当時に演奏中であったcoldrain、その他出演者およびステージ周辺のスタッフがその事故を把握をできる状況、環境にございませんでした」と説明し、「演奏中断の判断に関しては主催者側の責任によるところになりますので、出演者に向けたSNS上での憶測や誹謗中傷などはお控えいただきますよう、心よりお願い申し上げます」と呼びかけた。

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