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比例公認見送り見通しの杉田水脈氏、重大局面で訪れていたのは「靖国神社」

J-CASTニュース / 2024年10月11日 14時46分

比例公認見送り見通しの杉田水脈氏、重大局面で訪れていたのは「靖国神社」

杉田水脈前衆院議員(2018年10月撮影)(写真:Motoo Naka/アフロ)

杉田水脈前衆院議員が2024年10月11日、Xで靖国神社を参拝したことを報告し、次期衆院選について「次に繋がる選択をすることにしました」とつづった。

複数報道によると、自民党は杉田氏を次期衆院選(15日公示、27日投開票)の比例名簿に載せない方向で調整しており、杉田氏は25年の参院選への立候補を検討しているという。

10日には「あなた方がいくら騒ごうが、私にはなんの影響もありません!」

杉田氏をめぐっては、石破茂首相がいわゆる「裏金議員」について、衆院選での比例代表への重複立候補を認めない方針を示したことで、次期衆院選への動向が注視されている。自民党は9日朝、14人を比例単独で公認することを発表したが、この中に杉田氏は含まれていなかった。

杉田氏は裏金事件で計1564万円の不記載があったとして、党役職停止6か月の処分を受けており、この処分期間が明けたばかりだ。

しかし、自民党山口県連は、次期衆院選の比例中国ブロック単独候補として杉田氏を擁立するとして党本部に公認申請を行ったことを発表。このことを疑問視する声が相次いだ。

10日には、杉田氏を批判する研究者らが記者会見を開き、公認候補としないよう求めたとするネットニュースを引用し、「自民党が私を公認しようがしまいが、あなた方とあなた方を支援する人達は、与党には絶対投票しませんよね? ということは,あなた方がいくら騒ごうが、私にはなんの影響もありません! ということです。お疲れ様ですっ(笑)ところで、その会議室、予約したのはどなたですかー?」と、あおるようにコメントした。

「衆院選が終わったら来年の夏に向けて始動します」

強気な姿勢を示している杉田氏だが、報道によると次期衆院選への立候補を断念し、来年の参院選へ立候補する意向を示しているという。

杉田氏は11日、Xを更新し「靖国神社昇殿参拝。大塚宮司ともゆっくりお話しできました」と報告。宮司とのツーショット写真と靖国神社の風景、御朱印などの写真を公開した。

次期衆院選については「『衆議院不出馬』というニュースがでていますが、党の幹部とお話をして、次に繋がる選択をすることにしました」とし、「まずは、全国で厳しい戦いを強いられている同志の応援に走り回ります」という。

参院選への立候補については明言せず、「衆院選が終わったら来年の夏に向けて始動します」とした。

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