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イスラエル軍、国連レバノン暫定軍を砲撃…スリランカ兵2人が負傷

読売新聞 / 2024年10月12日 10時24分

 【エルサレム=福島利之】レバノン南部の平和維持を担う国連レバノン暫定軍(UNIFIL)は11日、南部ナクラの本部にある監視塔付近で爆発が2回起き、兵士2人が負傷したと発表した。付近で展開していたイスラエル軍はUNIFILの陣営に向け砲撃したことを認めた。10日にはインドネシア兵2人が負傷しており、UNIFILは国際人道法違反だとして非難している。

 AFP通信によると、11日の負傷者はスリランカの兵士。UNIFILに多数の兵士を派遣しているフランスとスペイン、イタリアの各政府は11日、攻撃を非難し、停戦を求める共同声明を出した。仏外務省は11日、駐イスラエル大使を召還し、UNIFILへの攻撃をただちに停止するよう求めた。

 レバノンのテレビ局マヤディーンなどによると、イスラエル軍は11日、レバノン南部やイスラム教シーア派組織ヒズボラの拠点の一つとされる中部ベカー高原などを空爆し、60人が死亡、168人が負傷した。

 米政策研究機関「戦争研究所」によると、イスラエル軍は地上戦でレバノン南東部の一部地域を制圧し、3地点で進軍を続けている。ヒズボラの抗戦が弱まっている模様だ。

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