ヤンキー文化も紹介する「地球の歩き方」茨城編、大井川知事「勉強になる」「ここまで取材してすごい」

「茨城編」を楽しそうに読む大井川知事（右）と宮田さん（１１日、茨城県庁で）

　海外旅行のガイドブックとして知られる「地球の歩き方」シリーズの「茨城編」が完成し、プロデューサーの金子久美さん（５５）と取締役の宮田崇さん（４６）が１１日、県庁を訪れて大井川知事に報告した。

　「茨城編」は別冊地図を含めて計５００ページあり、６００件以上のグルメや観光地、行事などを掲載。ひたちなか市や大洗町、土浦市の魚市場を４ページにわたって紹介し、県内全４４市町村ごとの見所や歴史なども特集した。

　県民らへのアンケートで集めた「あるあるネタ」のほか、茨城の「ヤンキー文化」、地形からひもといた歴史なども盛り込まれ、読み物としても楽しめる。

　この日は大井川知事に対し、発売前に「重版」が決まるなど好調な売れ行きを見せていることを報告。知事は「茨城編」を読み、「勉強になる。ここまで取材しているのはすごい」と感心していた。

　「茨城編」は税込み２２００円で、今月３日に発売された。