日米地位協定改定について石破首相「必ず実現」…与野党７党首が討論会、政治改革や安保政策などで論戦

党首討論会で撮影に臨む（左から）国民・玉木代表、公明・石井代表、立民・野田代表、自民・石破総裁、維新・馬場代表、共産・田村委員長、れいわ・山本代表（１２日午後、東京都千代田区で）＝西孝高撮影

　１５日公示される第５０回衆院選を前に、与野党７党首による討論会が１２日、東京・内幸町の日本記者クラブで行われた。自民党派閥の政治資金規正法違反事件を受けた政治改革や、安全保障政策などを巡り、論戦が交わされた。

　石破首相（自民党総裁）は、政党が議員に支給する政策活動費を衆院選で使うかどうか問われ、「抑制的に使う。違法な使い方は一切しない」と述べた。日米地位協定の改定については、「諦めてはいけない。これから党内で議論し、各党とも議論を進めていく。必ず実現したい」と強調した。