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DeNA、オースティンの2点タイムリーなどで競り勝つ…阪神は木浪聖也の適時打のみ

読売新聞 / 2024年10月12日 19時51分

7回1死1、3塁、オースティンが2点2塁打を放つ(12日)=大塚直樹撮影

 DeNA3―1阪神(セ・リーグCSファーストステージ第1戦=12日)――DeNAが競り勝った。三回、内野ゴロの間に1点を先取し、七回、オースティンの2点二塁打で追加点。先発・東から小刻みな継投でつなぎ、リードを守り切った。阪神は才木が粘り強く投げたが、反撃が遅く、九回に木浪の適時打で1点を返すにとどまった。

阪神・才木浩人は5回で降板

 阪神の才木は5回1失点で降板。7安打を浴び、再三のピンチを招いたが、「最少失点で粘り強く投げられた」と試合を作った。ただ、早めの降板になったことで、救援陣にしわ寄せがいき、六回から登板した桐敷が2イニング目の七回につかまった。今季13勝の才木に初戦を託した岡田監督は「全然やった」と不満そうだった。

阪神・岡田監督「結局1年間、同じ選手(牧やオースティン)に打たれただけやんか。対策も1年間、全然できんかったっていうことよ、結局のとこな」

DeNA・三浦監督「(東の)後を投げたリリーフがよく守り切った。どんな形でも先に点が取れたのが大きかった。守備でも良いプレーがいっぱいあった」

 ◆DeNA・東が負傷降板 四回、左翼線への安打による走塁で左脚を痛め、その裏の1イニングは投げたが降板した。三浦監督は「左ハム(太もも裏の筋肉)の違和感。無理させないということで交代という形を取った。明日(13日)、念のため病院で診てもらう」と話した。

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