パリ五輪やり投げ「金」の北口榛花、始球式でストライク投球…「全力で投げられないストレスが半端なかった」

始球式に臨むパリ五輪陸上女子やり投げ金メダリストの北口榛花（１２日）＝早坂洋祐撮影

　北海道旭川市出身でパリ五輪陸上女子やり投げ金メダリストの北口榛花（ＪＡＬ）が１２日、エスコンフィールドでの日本ハム―ロッテ戦で始球式を務めた。陸上の試合同様に、観客に手拍子を求め、見事なストライク投球を披露した。野球経験はなく、「大暴投すると思った。全力で投げられないストレスが半端なかった」と苦笑しながら、「日本の陸上も、いつか満員のスタジアムで競技できたらいい」と目を輝かせていた。