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国連レバノン暫定軍にイスラエル攻撃、40か国が非難声明…戦車2台が正門破壊し侵入

読売新聞 / 2024年10月14日 0時1分

 【エルサレム=西田道成、ワシントン=冨山優介】イスラエル軍の国連レバノン暫定軍(UNIFIL)への攻撃を巡り、UNIFILに要員を派遣するインドネシア、イタリア、インド、ガーナなど40か国が12日、共同の非難声明を出し、攻撃の即時停止と調査を求めた。米国のオースティン国防長官は12日、イスラエルのヨアブ・ガラント国防相と電話会談し、攻撃に強い懸念を表明した。

 レバノン南部ではイスラエル軍とイスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘が続いている。UNIFILは12日、南部ナクラの本部が11日夜に銃撃を受け、兵士1人が負傷したと発表した。負傷者は10、11日の4人と合わせ計5人となった。

 イスラエルは、国境地帯でヒズボラの伸長を見過ごしたとして停戦監視に当たるUNIFILを批判してきた。AFP通信によると、UNIFILは「意図的に」拠点が攻撃されていると非難した。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は13日の声明で、国連のアントニオ・グテレス事務総長に対し、レバノンの戦闘地域からUNIFILを撤退させるよう求めた。

 UNIFILは13日、イスラエル軍の戦車2台が13日早朝、レバノン南部にあるUNIFILの拠点の正門を破壊し、敷地内に侵入したと発表した。UNIFILには50か国が計約1万人を派遣している。

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