九条ねぎ１５０キロを畑から盗んだか、ネギ農家の男を逮捕…「身に覚えがない」と容疑を否認

京都府警察本部

　京野菜の「九条ねぎ」約１５０キロを畑から盗んだとして、京都府警八幡署は１４日、京都市伏見区久我本町、農業の男（３５）を窃盗の疑いで逮捕した。「身に覚えがない」と容疑を否認しているという。

　発表では、男は９月１９日午後３時～２０日午前７時３０分頃、同府八幡市内の畑で九条ねぎ約１５０キロ（約１０万５０００円相当）を盗んだ疑い。ねぎは根元部分から刈り取られていた。

　周辺の防犯カメラの映像などから、男が浮上した。男も畑でネギを栽培しているという。八幡市内では同様の被害が他に２件あり、同署が関連を調べる。

　府南部では今年、九条ねぎが盗まれる被害が相次いでおり、９月にも別の農業の男が、久御山町で約２１６キロ（約１９万円相当）を盗んだとして逮捕、起訴された。