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リーグ最多本塁打のドジャース、ポストシーズンはバントも多用…理由の一つは「ショウヘイ」

読売新聞 / 2024年10月14日 15時39分

2回無死1塁、送りバントを決めるエドマン(13日)=片岡航希撮影

 13日(日本時間14日)にロサンゼルスで行われた米大リーグのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦で、ドジャースがメッツに9-0で大勝した。ドジャースは9安打で効率よく9得点。前半に見せた2つのバントが効いた。リーグ最多のチーム本塁打数を誇る強力打線だが、ポストシーズンは小技も駆使。その理由をロバーツ監督が説明した。(デジタル編集部)

 ドジャースは二回、制球に苦しむメッツ先発の千賀滉大から先頭のラクスが四球を選んだ。初回に2点を先制したドジャースだが、ここでロバーツ監督が選んだ作戦は送りバント。9番の韓国系米国人のエドマンがしっかり三塁前に転がした。一死二塁となり大谷が期待に応えて一、二塁間を破るタイムリーを放った。

 さらに、四回には先頭のE・エルナンデスが右前打で出塁すると8番のラクスがやはりバント。初球でしっかり決めて走者を二塁に進めた。続くエドマン、大谷と連打が飛び出すなどこの回3得点。リードを6点に広げ、試合の大勢が決まった。

 ドジャースは地区シリーズ第4戦でもエドマンがバントを決めていて、ポストシーズン6試合目で3つのバントを決めたことになる。レギュラーシーズンでは162試合で、ナ・リーグの15チーム中2番目に少ない10個しか決めていない。日系のロバーツ監督が、より貪欲に1点を奪いにいく姿勢を見せている。

 これについてロバーツ監督は試合後のインタビューでこう答えた。「プレーオフだからね。レギュラーシーズンとポストシーズンは違う。ショウヘイにチャンスで回すことにもなるし。これこそがチームプレーだよ」

 今季序盤は、チャンスでなかなか打てなかった大谷だが、終盤は驚異的な勝負強さを発揮。ポストシーズンに入っても、5度、得点圏に走者を置いて打席に入り4安打1四球の打率10割と、チームを引っ張っている。大谷にチャンスで回すため、より確実な作戦をとっているというわけだ。

 今季のプレーオフで犠打「3」は全チームで最多。他は「1」が3チームあるのみで、ナ・リーグのドジャース以外の5チームはゼロだ。

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