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伊勢崎市の家族3人死亡事故、法定刑の重い「危険運転致死傷」への訴因変更を許可…裁判員裁判に

読売新聞 / 2024年10月16日 6時45分

トラック1台と乗用車2台が絡む事故が発生した現場(5月6日午後7時15分、伊勢崎市で)

 群馬県伊勢崎市の国道17号でトラックに衝突された乗用車の家族3人が死亡した事故で、前橋地裁は15日、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死傷)で起訴された被告について、法定刑の重い危険運転致死傷への訴因変更を許可した。変更により裁判員裁判となる。

 事故は5月6日に発生。吉岡町下野田、会社員鈴木吾郎被告(70)のトラックが対向車線にはみ出し、乗用車2台に相次いで衝突。1台に乗っていた前橋市樋越町、会社員塚越寛人さん(当時26歳)と長男湊斗ちゃん(同2歳)、塚越さんの父で渋川市赤城町宮田の会社員正宏さん(同53歳)が死亡するなどした。

 前橋地検は9月に過失運転致死傷で起訴したが捜査を継続。「アルコールの影響で正常な運転ができなかったという証拠収集に至った」として、11日に訴因変更を請求していた。

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