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HKT48、NGT48...福岡&新潟のアイドルが合同イベント ライブに総勢75人、これが「ザ・48グループ」だ

J-CASTニュース / 2024年10月15日 19時38分

HKT48、NGT48...福岡&新潟のアイドルが合同イベント ライブに総勢75人、これが「ザ・48グループ」だ

終盤にはHKT48の「君とどこかへ行きたい」を2グループのメンバーが一緒になって披露した。写真中央左がHKT48「チームH」キャプテンの豊永阿紀さん、右がNGT48キャプテンの藤崎未夢さん

福岡を拠点にするアイドルグループ・HKT48や、新潟が拠点のNGT48の現役メンバーや卒業生が参加するイベント「Boosty ファンまつり2024」が2024年10月13日から14日にかけて横浜市内で開かれた。

両グループによるスペシャルライブには総勢75人が出演。お互いのグループの楽曲を交換する形で披露したほか、両グループが一緒に歌う楽曲もあった。コロナ禍や運営会社の体制変更などで、AKB48の姉妹グループによる合同イベントは久しく行われてこなかった。

久々の大規模イベントで、出演者からは「『ザ・48グループ』という、こういうコンサートができたのも、すごくうれしかった」「みんなにとっても成長につながることがたくさんあった」といった声があがった。

「鼻リコーダー」でグループ代表曲、ファン大ウケ

イベントは、チケットやNFT販売機能を持つ、「推し活」プラットフォームの「ブースティー(Boosty)」が、ユーザーを対象に主催。コロナ禍以前の「握手会」に代わる「ハイタッチ会」「おしゃべり会」といった交流イベントに加えて、多数のトークショーでファンを楽しませた。

特技を披露するメンバーもいた。24年5月にお披露目されたばかりのHKT48の7期生、青木日菜子さん(16)は「鼻リコーダー」でグループの代表曲「メロンジュース」を演奏し、観客を沸かせた。

スペシャルライブは、両日とも約2時間かけて30曲ほどをパフォーマンス。両グループが行っているコンサートに近い規模だ。10月13日のライブでは、NGT48の「世界の人へ」をHKT48が、HKT48の「Chain of love」をNGT48が歌った。HKT48の「君とどこかへ行きたい」、NGT48の「Maxとき315」などは、両グループが一緒にパフォーマンスした。

国内のAKB48グループのうち、AKB48(東京)、HKT48(福岡)、NGT48(新潟)の3グループは19年時点で「AKS」が運営してきたが、20年春から「DH」「マーキュリー(Mercury)」「フローラ(Flora)」という別々の会社が運営している。

このうち、「マーキュリー」「フローラ」の持ち株会社として、「スプルート(Sproot)」が20年2月に設立された。このスプルート社が、ブースティーを運営している。

「成長につながることがたくさんあった」

HKT48「チームH」キャプテンの豊永阿紀さん(24)は終盤のあいさつで、グループ合同のコンサートは「世の中の動きが止まってしまって以来、48グループとしても、なかなかなかった」として、「『ザ・48グループ』という、こういうコンサートができたのも、すごくうれしかった」と振り返った。さらに、イベントのタイトルに「2024」と入っていることから、

「この続きは、皆さんがどれくらい楽しかったかを世間に発表する...、それにかかっていると思います」

と、25年以降の開催にも期待を寄せた。

NGT48キャプテンの藤崎未夢(みゆ)さん(23)によると、メンバーの半数以上がコロナ禍に入ってからの加入で、グループ間で交流するイベントをほとんど経験したことがなかった。そのため、今回の機会が「すごく私たちにとって刺激的で、本当にみんなにとっても成長につながることがたくさんあったのでは」と話した。

(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)

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