箱根駅伝予選会、１９日午前９時３５分スタート…本大会出場枠は前回の「１３」から「１０」に減

昨年の第１００回箱根駅伝予選会で力走する選手たち（東京都立川市で）

　第１０１回東京箱根間往復大学駅伝競走（関東学生陸上競技連盟主催、読売新聞社共催）の予選会が１９日、東京都立川市などで行われる。前回１００回大会の予選会では１３枠だった本大会の出場枠が、今年は１０枠と例年通りに戻り、出場する４３チームの激戦が予想される。

　ハーフマラソン（２１・０９７５キロ）の距離で行われる予選会は午前９時３５分に始まる。陸上自衛隊立川駐屯地の滑走路をスタートし、市街地を経て、国営昭和記念公園（立川市、昭島市）のゴールを目指す。

　各チームは、トラック１万メートルで３４分以内の公認記録を持つ選手１０～１２人（エントリーは１０～１４人）が出場。上位１０人の合計タイムが速い１～１０位のチームが、来年１月の本大会に出場する。前回の本大会上位１０チームは、シード校としてすでに出場が決まっている。

陸自駐屯地での観戦禁止

　予選会は、日本テレビで１９日午前９時２５分から２時間、生中継される。ＢＳ日テレでは同日午後７時から、ＣＳ放送「日テレジータス」では２０日午後２時から録画放送される。

　関東学連は、観客らの安全確保の観点から、今年は同駐屯地での観戦を禁止とし、沿道や国営昭和記念公園での観戦を求めている。また、沿道などにのぼりや横断幕で大学名を掲示することも禁止している。

出場予定チーム

　東海、国士舘、中央、立教、日本、日本体育、順天堂、駿河台、中央学院、明治、神奈川、東京農業、山梨学院、東京国際、麗沢、拓殖、上武、専修、日本薬科、筑波、平成国際、慶応、芝浦工業、明治学院、亜細亜、桜美林、流通経済、東京経済、武蔵野学院、関東学院、立正、育英、湘南工科、東京、国際武道、東京（大学院）、清和、東京理科、一橋、防衛大学校、埼玉、千葉、東京科学

　※並び順は、１番目から１３番目までが、第１００回箱根駅伝の順位。１４番目から４２番目までは同予選会の順位。４３番目の東京科学は同予選会不出場。