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訪日外国人の年間消費、3か月残して過去最高5兆8582億円…円安で訪日客増・宿泊費高騰

読売新聞 / 2024年10月16日 21時55分

 観光庁が16日発表した1~9月の訪日外国人による消費額(速報)は、前年同期比61・7%増の5兆8582億円で、過去最高だった2023年の年間消費額(5兆3065億円)を早くも上回った。歴史的な円安で訪日客が増加したほか、高騰している宿泊費が全体の消費額を押し上げた。

 消費額は4~6月期に2兆1402億円と四半期で過去最高を記録したのに続き、7~9月期は1兆9480億円で過去2番目に多かった。7~9月期の宿泊費は6555億円で全体の3割を占め、買い物代や飲食費など主要な全ての項目で増加した。

 回復が遅れていた中国人客が増加し、買い物代の割合が高まった。1人あたりの消費額も6・7%増の22万3195円となった。

 一方、日本政府観光局が16日に発表した1~9月の訪日外国人客数(推計値)は、54・7%増の2688万人で、23年の年間客数(2506万人)を上回った。今年1年間で3500万人に達するとみられ、過去最多だったコロナ前の19年(3188万人)を上回るのは確実な見通しだ。

 9月の訪日客数は31・5%増の287万2200人で、9月としては過去最高だった。国・地域別では中国が65万2400人でほぼ倍増した。

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