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20代の若者が毎月自由に使えるお金 3位「1万円以下」、2位「4万円以上」、1位は?

J-CAST会社ウォッチ / 2024年10月16日 21時15分

20代の若者が毎月自由に使えるお金 3位「1万円以下」、2位「4万円以上」、1位は?

有料職業紹介などを行うツナグバ(本社:東京都千代田区)は2024年10月3日、20代の306人を対象とした「20代転職白書 20代のリアルな生活とお金に関するアンケート」の調査結果を発表した。

現在の年収「200万円未満」46.7%、「200~250万円」17.3%

調査ではまず、現在の年収を聞いた。割合の多い順で「200万未満」が46.7%、「200~250万円」が17.3%、「350万円以上」が15.4%、「300~350万円」が10.8%、「250~300万円」が9.8%という結果になった。

ツナグバでは「20代の若者の年収状況が明らかになりました。今回の調査では、学生やアルバイト、正社員など、さまざまな働き方を含む若者の実態が反映されています」としている。

続いて、毎月の自由になるお金(お小遣い)はいくらか質問すると、全体では「1~2万円」が最多で25.2%を占めた。次いで「4万円以上」が23.2%、「1万円以下」が22.9%となった。

ツナグバでは、「特に注目すべきは、全体の23.2%『毎月4万円以上の自由に使えるお金を持っている』という結果です。特に男性の31.58%がこの層に属しており、自由に使えるお金の多さが際立っています。一方で、女性の22.75%は「2〜3万円」と回答しており、比較的節約している傾向が見られました」としている。

現在の住まいについて聞くと、最多になったのは「実家」で41.8%だった。「一人暮らし」は26.1%、「同棲」が19.9%、「その他」が9.8%だった。

ツナグバでは、「20代の約42%が実家に住んでおり、経済的な負担を軽減するために親元に住み続ける若者が多いことが示されました。特に男女でほぼ同じ割合(男性43.16%、女性41.23%)が実家住まいを選んでいることが特徴的です」としている。

また、年収別で具体的に何にお金を使っているか質問した。

年収200万円未満では――。

・「推し活に全力。グッズやイベントに毎月お金を使っています。」
・「家賃と光熱費で給料のほとんどが消え、自由に使えるお金はわずか。」
・「ゲームの課金や友達との外食が主な出費です。」

年収350万円以上では――。

・「株式投資やNISAに多くを使い、残りは趣味の旅行や外食に使っています。」
・「毎月の給料の一部を家賃や光熱費に使い、残りは旅行や趣味に投資しています。」
・「高級レストランや旅行にお金を使い、ライフスタイルを充実させています。」

今回の結果に、調査元は次のようなコメントを寄せた。

「今回の調査から、若者のお金の使い方には収入格差による違いが見られ、経済的な安定がライフスタイルに大きく影響していることがわかりました。
年収が低い層は、生活費に追われながらも趣味や推し活を優先し、年収が上がるにつれて貯金や投資、自己成長に使う余裕が増します」

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