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2024年度上半期の貿易収支、3兆1067億円の赤字…前年より赤字幅が拡大

読売新聞 / 2024年10月17日 11時33分

財務省

 財務省が17日発表した2024年度上半期(4~9月)の貿易統計(速報)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は3兆1067億円の赤字だった。半期ベースでは21年度上半期から7期連続の貿易赤字で、赤字幅は前年同期(2兆7164億円)から14・4%拡大した。

 24年度上半期の為替レートの平均値は1ドル=153・15円で、前年同期比9・7%の円安だった。

 輸出額は6・6%増の53兆5504億円となった。半期ベースで8期連続の増加で、比較可能な1979年以降では過去最大となった。中国向けなどの半導体製造装置が35・6%増加したほか、香港向けの集積回路(IC)といった電子部品も16・5%増と大きく伸びた。米国向けの自動車なども好調だった。

 輸入額は7・0%増の56兆6571億円で、3期ぶりに増加に転じた。米国からのパソコンなどの輸入が増えたことで、電算機類は39・2%増となった。原粗油は、輸入量が9・1%減だったが、輸入額は3・4%増えた。価格の上昇に加えて円安の影響もあり、円建ての輸入単価が過去2位の水準まで高騰したことが影響した。

 また、米国からの医薬品や中国からの通信機などの輸入額の増加も目立った。

 財務省が17日発表した2024年度上半期(4~9月)の貿易統計(速報)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は3兆1067億円の赤字だった。半期ベースでは21年度上半期から7期連続の貿易赤字で、赤字幅は前年同期(2兆7164億円)から14・4%拡大した。

 24年度上半期の為替レートの平均値は1ドル=153・15円で、前年同期比9・7%の円安だった。

 輸出額は6・6%増の53兆5504億円となった。半期ベースで8期連続の増加で、比較可能な1979年以降では過去最大となった。中国向けなどの半導体製造装置が35・6%増加したほか、香港向けの集積回路(IC)といった電子部品も16・5%増と大きく伸びた。米国向けの自動車なども好調だった。

 輸入額は7・0%増の56兆6571億円で、3期ぶりに増加に転じた。米国からのパソコンなどの輸入が増えたことで、電算機類は39・2%増となった。原粗油は、輸入量が9・1%減だったが、輸入額は3・4%増えた。価格の上昇に加えて円安の影響もあり、円建ての輸入単価が過去2位の水準まで高騰したことが影響した。

 また、米国からの医薬品や中国からの通信機などの輸入額の増加も目立った。

 同時に発表した9月単月の貿易統計(速報)でも、貿易収支は2943億円の赤字となった。貿易赤字は3か月連続で、前年同月(606億円の黒字)から赤字に転じた。輸出額は前年同月比1・7%減の9兆382億円、輸入額は2・1%増の9兆3325億円だった。

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