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露外務省報道官、被団協のノーベル賞受賞巡り「原爆投下した米国の責任が追及されていない」と主張

読売新聞 / 2024年10月18日 10時5分

モスクワ川沿岸に建ち、ライトアップされたクレムリン

 ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は16日の記者会見で、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)のノーベル平和賞受賞決定に関連し、「ノーベル賞委員会はこの数十年、米欧諸国に支配され、政治的な目的のために利用されてきた」と一方的に主張した。

 ザハロワ氏は被団協の受賞に関する直接的な評価は避けつつ「ソ連時代の子供は皆、広島や長崎で何が起きたか知っていた」と述べ、学校教育で原爆の被害を学ぶ機会があると強調した。原爆について「米国の明白な過失を思い起こさせるようなことは何も語られない」と指摘し、投下した米国の責任が追及されていないとの考えを示した。

 ウクライナ侵略を理由として、広島市や長崎市が毎年8月に開催する平和式典にロシアの駐日大使を招待していないことにも触れ、「ここ数年招かれていない」と不満を示した。

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