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大崎悟史監督率いる山梨学院大、メリハリある練習で強化…あす箱根駅伝予選会「手応え感じている」

読売新聞 / 2024年10月18日 10時20分

メリハリをつけた練習で強化してきた山梨学院大の選手たち=田上幸広撮影

 第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の予選会が19日、東京都立川市の陸上自衛隊立川駐屯地から国営昭和記念公園までのハーフマラソン(21・0975キロ)のコースで行われる。今季、新監督を迎えた神奈川大や山梨学院大など43チームが午前9時35分にスタートし、上位10チームに与えられる本大会(来年1月2、3日)の出場権を目指す。(田上幸広)

豊富な経験伝授「休むことも大切」

 今季から山梨学院大を率いる大崎悟史監督(48)は、2007年の世界選手権大阪大会男子マラソン6位の実績を持つ。08年北京五輪の代表にも選ばれたが、直前の故障で欠場を余儀なくされた。苦難も味わった豊富な経験を基に、選手たちを指導している。

 山梨学院大を卒業し、NTT関西(当時)に一般社員として入社。営業マンとしてフルタイムで働いた後に走った。すると、練習量は減ったのに、記録がどんどん伸びた。「休むことも大切だということを、その時に学んだ」と振り返る。

 昨季までもコーチとして携わったが、指揮官となってチームに変化を求めた。組み立てる練習は「やる時はやるが、落とす時は落とす」。主将の村上大樹(4年)は「メリハリがあって、次の練習に向けて準備したり、気持ちを整えたりするうえで、やりやすい」と受け止める。大崎監督も「手応えは感じている。しっかり力を出せば、おのずと結果が出てくる」と自信をのぞかせる。

 卒業時に本格的な競技から離れようとした自分を省みて、「大学4年間で燃え尽きてほしくない」とも考えている。「自分が走れなかった五輪でメダルを取ってくれたら、指導者として一番うれしい」。将来の伸びしろを残しつつ、箱根で活躍するという学生たちの目標達成を後押しする。

 ◆予選会の方式 各チーム10~14人がエントリーし、そのうち10~12人が走り、上位10人の合計タイムで競う。来年1月2、3日の本大会に進めるのは上位10校。出場権を得られなかったチームの選手で関東学生連合チームが編成される。

 主催 関東学生陸上競技連盟、共催 読売新聞社、特別後援 日本テレビ放送網、後援 報知新聞社、国営昭和記念公園、立川市、立川商工会議所、特別協賛 サッポロホールディングス、協賛 ミズノ、トヨタ自動車、セコム、敷島製パン、NTTドコモ

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