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山本由伸が五回途中で降板、4安打2失点8三振…初回被弾の後に4連続奪三振の好投

読売新聞 / 2024年10月18日 11時20分

先発したドジャースの山本由伸(17日)=John Jones-Imagn Images

 米大リーグ、ナ・リーグの優勝決定シリーズ(7回戦制)は17日(日本時間18日)、ドジャース(西地区1位)とメッツ(東3位)の第4戦がニューヨークで始まった。中5日で先発したドジャースの山本由伸は4回3分の1を投げて4安打2失点。チームは5-2とリードしていたが、勝ち投手の権利を得る目前の五回途中、73球で降板した。

 大谷翔平の初回先頭打者本塁打で先制した後の立ち上がりのマウンドでは、2番ビエントスに速球を捉えられて右中間越えのソロ本塁打を許した。

 しかし、その後は3番アロンソから6番マルティネスまで、イニングをまたいで4者連続奪三振。落ちる球やスライダーをうまく使ってメッツの強打線に対峙した。

 三回には連打と四球で一死満塁のピンチを背負うと、4番ニモを遊ゴロ併殺に打ち取ったと思われたプレーが、ビデオ判定で併殺崩れとなって1点を献上。

 四回はこの試合初めて三者凡退で切り抜けたが、五回に先頭打者の9番アルバレスを死球で歩かせ、続くリンドーを三振に打ち取ったところでロバーツ監督が投手交代を告げた。2番手のフィリップスが後続を打ち取ってドジャースはこの回、無失点で切り抜けた。

 今季ポストシーズンの山本は、パドレスとの地区シリーズ初戦に先発したが、3回5失点で降板。しかし、第5戦ではダルビッシュ有との日本人投手の投げ合いの末、5回を2安打無失点の好投で、リーグ優勝決定シリーズ進出に貢献した。(デジタル編集部)

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