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切りつけから身を守り、女性にも扱いやすい「防刃傘」…JR西が列車内の防犯対策で開発・配備へ

読売新聞 / 2024年10月18日 16時0分

JR西日本が開発した防刃傘(17日、大阪市北区で)

 列車内の防犯対策強化のため、JR西日本が、刃物を持った暴漢から乗客を守る防護用具「防刃傘」を開発した。11月から近畿圏を走る在来線約600編成の乗務員室に、2本ずつ配備を進める。

 防刃傘は長さ約1メートル、開いた直径が約1・1メートル。刃物で切れにくい特殊な布地が張ってあり、広げて切りつけを防ぐことができる。重さは約700グラムと防護盾などに比べて軽量で、女性にも扱いやすい。また布地をメッシュ地にし、開いた傘越しでも相手が透けて見えるよう工夫した。

 JR関西空港線では昨年7月、乗客ら3人が刃物で切りつけられる事件が発生している。JR西では、一部の車両で防護盾や耐刃ベスト、耐刃手袋などの導入を進めているが、より扱いやすい防具として防刃傘を開発した。

 JR西は「来年の大阪・関西万博に向け、お客様の安全安心の向上に一層取り組んでいく」としている。

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