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横浜・青葉区の強盗殺人、近隣にスーツ姿の男が数日前突然「水漏れ点検させて」「屋根浮いている」

読売新聞 / 2024年10月19日 7時25分

神奈川県警察本部

 横浜市青葉区鉄町の住宅で起きた強盗殺人事件で、神奈川県警は17日夜、刑事部としては7年ぶりとなる特別捜査本部を青葉署に設置し、記者会見を開いた。椎名啓之捜査1課長は「闇バイト」による強盗事件が関東周辺で続発し、住民の“体感治安”が急速に悪化していることを懸念。「事件の早期解決に向け、総力を挙げて強力な捜査を進める」と厳しい表情で語った。

 亡くなった後藤寛治さん(75)は、粘着テープで手足を縛られたうえ、口を塞がれ、遺体の全身に打撲痕や骨折などが確認された。傷の状況から鈍器のようなものが使われた可能性があり、室内にあった現金約20万円がなくなっていた。県警は他にも奪われたものがないか調べている。

 後藤さん宅周辺では事件前から、不審な人物による訪問などが相次いでおり、住民の間には不安が広がっている。

 近くに住む男性(81)によると、事件数日前、「水漏れの点検をさせてほしい」とスーツ姿の男が訪ねてきた。男性は「怖くて自宅にあげなかった」と表情をこわばらせた。別の男性(69)は業者が突然訪ねて来て、「屋根が浮いている」と修理を持ちかけられた。屋根は直したばかりだったため、不審に思った男性は家に入れなかったという。

 70歳代の女性は「静かな住宅街で、事件が起きるような場所ではないと思っていた。怖くて夜も眠れない」と嘆いた。

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