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米英独仏4か国首脳、ガザ戦闘終結の必要性で一致…イスラエル軍は停戦に応じる兆しなし

読売新聞 / 2024年10月19日 13時46分

18日、ベルリンで会談に臨む4か国首脳=ロイター

 【ワシントン=池田慶太、エルサレム=福島利之】米ホワイトハウスの発表によると、米国、ドイツ、英国、フランスの4か国首脳は18日のベルリンでの会談で、パレスチナ自治区ガザでの戦闘を終結させる必要性で一致した。イスラエル軍は16日のイスラム主義組織ハマスの最高幹部ヤヒヤ・シンワル氏の殺害後もガザ北部を激しく攻撃しており、停戦に応じる兆しは見えない。

 会談にはバイデン米大統領、ショルツ独首相、スターマー英首相、マクロン仏大統領が出席し、シンワル氏の殺害を受け、中東情勢が主要議題になった。4首脳はハマスに拉致されたイスラエルの人質を直ちに連れ戻す必要性も確認した。

 バイデン氏は記者団に、停戦交渉に関し「結果を出さなければならない」と述べ、事態打開に向けて双方に働きかけを強める考えを示した。「平和への道はある」とも語り、交渉進展への期待感を表明した。

 レバノン国営通信によると、ベイルートを訪問中のイタリアのメローニ首相は18日、レバノンのナジブ・ミカティ首相との会談後の記者会見で、恒久的な停戦に向けて努力する姿勢を強調した。トルコ政府は18日、ハカン・フィダン外相がハマス高官と会談したと発表した。

 イスラエル軍は、17日夜から18日にかけてガザ北部ジャバリヤ難民キャンプ周辺などで実施した攻撃に部隊を追加投入したことを明らかにした。ガザ保健当局によると、62人が死亡、300人以上が負傷した。

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