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2大会ぶり箱根予選通過の専修大、夏合宿での暑さ対策実る…季節外れの気温上昇も追い風に

読売新聞 / 2024年10月19日 20時9分

力走する専大の選手ら(19日)=武藤要撮影

 陸上・第101回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会(19日・陸上自衛隊立川駐屯地―国営昭和記念公園)――ハーフマラソン(21・0975キロ)のコースで43チームが参加して行われ、各チーム上位10人の合計タイムで上位の10校が来年1月2、3日の本大会出場を決めた。1位の立大は3大会連続、2位の専大は2大会ぶりの通過。10番目の枠は順大が獲得し、11位の東農大は1秒差で涙をのんだ。本大会は連覇を狙う青学大などシード10校と、予選会敗退校の選手で編成する関東学生連合の計21チームで行われる。

ルーキー留学生が快走

 2年ぶりに予選会を突破した専大は、季節外れの暑さを味方につけたかのような、終盤の力走だった。

 留学生のダンカン・マイナ(1年)が個人3位で貯金を作ると、日本人エースの新井友裕(3年)、上山詩樹(2年)が1時間4分台をマークし、同21、26位で続いた。レース展開を個人の判断に任せられていた新井らだけではなく、集団で走る作戦で臨んだ具志堅一斗(2年)らも奮闘。前回予選会は体調不良者が出るなど18位で敗退したチームを、堂々の2位まで押し上げた。

 「すぐに(本大会に)戻らないと大学としての流れが変わってしまう」(長谷川淳監督)という危機感がチームにはあった。創部100年となる今季の夏合宿では、気温が上がる日中にも走り込みを行うなど暑さ対策を怠らず、予選会に照準を合わせてきた。

 「今年は絶対に(本大会出場権を)取らないといけないと思っていた」と新井。箱根路に懸けるチームの気迫が、暑さに負けない好走を呼んだ。(大舘司)

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