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箱根駅伝予選会、中央大は主力欠いても順当に突破…藤原正和監督「本大会では3位以内に」

読売新聞 / 2024年10月20日 10時29分

予選会で好走を見せた中大の選手たち(手前)=後藤嘉信撮影

 第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=関東学生陸上競技連盟主催、読売新聞社共催)の予選会が19日、東京都立川市などで行われた。都内に練習拠点を置く大学では中央大が6位、日本大が7位に入り、本大会への切符を手にした。一方、東京農業大は1秒差で惜しくも本大会出場を逃し、明治大は12位、国士舘大は13位で終えた。

暑さに負けず果敢に飛び出す

 今年の本大会は総合13位に沈み、3年ぶりに予選会に出場した中央大は、6位で8年連続の本大会出場を決めた。佐野拓実駅伝主将(4年)は、本大会出場が決まったことに胸をなで下ろしながらも、「目標の1位通過がかなわなかったのは反省点」と総括した。

 一部の主力選手が故障で出られない中、白川陽大選手(3年)と岡田開成選手(1年)が序盤からチームを引っ張った。

 両選手は、藤原正和駅伝監督から「先頭集団に行くように」と告げられた。白川選手は今年の本大会で9区を任されながらも、23人中16位と振るわず、「自分の責任でシードを落とした。その責任を果たす」と雪辱に燃えた。真夏のような暑さのためスローペースとなったレース前半に「前に出よう」と飛び出し、全体17位に入る好走を見せた。

 一方、初めて予選会に臨んだ岡田選手は、応援団の応援やチームが一丸となる様子に、「緊張するよりも楽しみながら臨めた」と振り返った。レース中に腹筋が痛むアクシデントもあったが、走っているうちに解消したといい、全体24位でフィニッシュした。

 本大会に向け、白川選手は「チームがどんな状況であっても、自分がしっかりと結果を出せるようにしていきたい」と意気込み、岡田選手も「これでスタートラインに立てた。箱根では活躍したい」と力を込めた。

 藤原監督は「(予選会突破の)10番までに入って安堵あんどしている。故障で出られなかった主力選手が戻ればチームに厚みが出るので、本大会では総合3位以内に入りたい」と語った。

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