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箱根予選7位通過の日本大、集団走の練習が奏功…チーム8~10位の3人が5秒以内でゴール

読売新聞 / 2024年10月20日 10時42分

予選会で力走する日大の選手たち=菅野靖撮影

 第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=関東学生陸上競技連盟主催、読売新聞社共催)の予選会が19日、立川市などで行われた。都内に練習拠点を置く大学では中央大が6位、日本大が7位に入り、本大会への切符を手にした。一方、東京農業大は1秒差で惜しくも本大会出場を逃し、明治大は12位、国士舘大は13位で終えた。

新監督「100点満点」

 レース後の結果発表。7番目に「日本大学」のアナウンスが響くと、選手たちの表情が一気に緩み、安堵あんどの涙をこぼす選手も。2年連続の本大会出場を決め、しん雅弘駅伝監督は「今日は100点満点」と選手たちの力走をたたえた。

 今年の本大会に出場した中澤星音せおん駅伝主将(3年)が9月に左足を疲労骨折するなど、予選会を前に故障者が続出した。新監督は「昨年度のチームに比べて今年度は力不足に感じる。僅差で本大会に行けないかもしれない」と不安を抱えていた。

 厳しい状況下で、チームが強化したのは総合力だった。夏合宿から予選会を見据えて集団走の練習に集中し、チーム全体で走力を底上げした。この日はその成果が出て、チーム内で8~10位となった選手3人は5秒差以内でゴールした。留学生のシャドラック・キップケメイ選手(2年)が全体1位の快走を見せたことも大きかったが、中澤主将は「8~10番手がまとまってゴールしてくれたのがよかった」と評価する。

 来年1月の本大会では、前大会の15位より上位を狙う。中澤主将は「みんなが自分にチームへ貢献できるチャンスをくれた。本大会に向けて練習を積み、万全な状態で走りたい」と意気込んだ。

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