1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

G7国防相会合、中国の台湾周辺での軍事演習「挑発的行為」…懸念表明の共同声明採択し閉幕

読売新聞 / 2024年10月20日 17時53分

19日、イタリア南部ナポリで開かれたG7国防相会合に出席する中谷防衛相(左から4人目)やグイド伊国防相(右隣)ら=ロイター

 【ナポリ(イタリア南部)=倉茂由美子】イタリア南部ナポリで19日に開催された先進7か国(G7)国防相会合で採択した共同声明では、中国による台湾周辺での軍事演習を「挑発的行為」と位置付けて懸念を表明した。

 会合では、インド太平洋やウクライナと中東の情勢などを中心に議論され、ウクライナのルステム・ウメロフ国防相も一部の討議に参加した。

 共同声明では、東・南シナ海情勢を巡って、中国の海洋進出を「法的根拠がない」と批判し、深刻な懸念を示した。ロシアが侵略するウクライナへの派兵を進めていると指摘されている北朝鮮については、ロシアへの軍事協力を強めていると非難した。

 ウクライナに対しては、支援を「必要な限り継続」することを改めて確認し、結束を強調した。中東情勢では、パレスチナ自治区ガザでの即時停戦を求め、レバノンに戦闘が拡大している状況に憂慮を示した。

 議長のグイド・クロセット伊国防相は閉幕後の記者会見で、イスラム主義組織ハマス最高幹部のヤヒヤ・シンワル氏が殺害されたことを踏まえ、「ハマスの軍事部門は実質的に敗北し、ガザ攻撃は終わることができる」と述べ、戦闘の終結を訴えた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください