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さだまさしさん、能登復興願うチャリティーコンサート「長崎からこれだけの人が応援していること届けたい」

読売新聞 / 2024年10月21日 10時28分

ハピネスアリーナでのチャリティーコンサートに臨むさださん

 長崎市出身の歌手・さだまさしさん(72)の能登復興を目的とするチャリティーコンサートが19日、長崎市幸町の長崎スタジアムシティ内にあるハピネスアリーナで開かれ、約5000人が歌声に酔いしれた。

 スタジアムシティを整備したジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)が開業記念の「こけら落とし」として企画。観客は県内外から応募した約4万8000人の中から選ばれた。

 チケット代や、会場で募った義援金は、さださんが理事を務める「風に立つライオン基金」などを通して、全額が石川、富山、新潟の3県の復興に充てられる。

 この日、さださんは20歳代で結成したフォークデュオ「グレープ」の相方である吉田政美さんとともに、長崎を舞台に作詞・作曲した「精霊しょうろう流し」や「紫陽花あじさいうた」を演奏。その後、ゴスペラーズや岩崎宏美さんら豪華ゲストも登場し、会場を盛り上げた。

 さださんは中盤のトークで「音楽は平和を感じられる空間でこそ楽しめる。能登の人たちは、まだ心が落ち着いてはいないが、長崎からこれだけの人が応援していることを届けたい」と思いを披露。「自分も(映画制作による)借金を返し終え、長崎大水害や雲仙・普賢岳の大火砕流の時に全国からお世話になった恩をようやく返せるようになった」と笑いを交えて語った。

 家族や生きていることの大切さをつづった「案山子かかし」「いのちの理由」なども歌い、聴衆とともに「能登頑張れ」とコール。終盤にはアフリカで活躍する日本人医師をモデルに作った「風に立つライオン」を熱唱した。

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