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市川監禁被害女性の親族、犯人に憤り「人間がしたこととは思えない」…荒らされた室内にはハンマーや血痕

読売新聞 / 2024年10月21日 7時14分

 千葉県市川市柏井町の会社員女性(50)が男3人から暴行を受けて連れ去られた事件で、女性の親族が読売新聞の取材に応じた。「生きていて良かった」と安堵あんどする一方、「(女性を)壊そうとする犯人は許せない」と憤った。

 親族によると、この家は女性と母親(72)の2人暮らし。母親が17日午前6時40分頃、夜勤を終えて帰宅すると、玄関の鍵が開いていた。室内では銀行の通帳などが散乱。金庫はこじ開けられ、その際に使われたとみられるハンマーが落ちていた。2階の寝室には、女性のものとみられる血痕も見つかった。

 午前8時すぎ、女性の勤務先から「女性が出勤していない」と連絡があり、「ただごとではない」と緊張が走った。数人で周辺などを捜したが、女性を見つけられなかったという。

 女性は17日夜、自宅から北西に約50キロ離れた埼玉県川越市内で警察に保護された。埼玉県内の病院に駆けつけた親族は、「女性の顔は2~3倍に膨れあがっているように感じた」と振り返る。指には包帯が巻かれていたといい、「暴力が度を越していて、人間がしたこととは思えない。本当に腹立たしい」と語った。

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