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ドジャース大谷翔平が初回に快音、同点のホーム…シリーズ日本選手最多得点へあと「1」

読売新聞 / 2024年10月21日 10時16分

メッツとのリーグ優勝決定シリーズ第6戦、初回に中前打を放つドジャースの大谷翔平(20日)=AP

 20日(日本時間21日)にロサンゼルスで行われている米大リーグのナ・リーグ優勝決定シリーズ、ドジャース(西地区1位)―メッツ(東地区3位)第6戦で、大谷翔平は初回に中前打を放ち、同点のホームを踏んだ。

 初回に先頭で打席に入ると、追い込まれながらも5球目の外寄りシンカーを芯でとらえた。打球は先発左腕のマナエアの足元を抜け、中前に達した。

 第2戦で対戦し、3打数無安打2三振に抑えられていた変則左腕が相手。この打席も武器のシンカーに対し空振り2つを喫したが、追い込まれた後は、ミート中心に切り替えたように軽打。それでも、打球速度165・0キロの鋭い打球を放った。

 一回表に1点を先制されたドジャース。一死後、3番のT・エルナンデスが中越えのヒット、4番のエドマンが左翼線二塁打と打線がつながり、すぐに逆転した。

 大谷はこれでこのシリーズ8得点目。2009年に松井秀喜(ヤンキース)が記録したリーグ優勝決定シリーズの日本選手最多の「9」まで、あと1得点に迫っている。

 このシリーズ、過去5戦はいずれも、先制したチームが勝っている。ドジャースが勝てばワールドシリーズが決まるこの試合の結末は――。(デジタル編集部)

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