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都道府県単位の線状降水帯予報、的中率1割…5月開始・当初想定下回る

読売新聞 / 2024年10月21日 10時0分

気象庁

 災害級の大雨をもたらす線状降水帯について、気象庁は、5月に始めた都道府県単位の発生予報の的中率が約1割にとどまっていることを明らかにした。当初想定していた的中率「4回に1回程度」を下回っており、同庁は「事例の検証を進め、予測精度向上に努めたい」としている。

 同庁は5月27日から、線状降水帯の発生可能性を知らせる「半日前予報」を、地方単位から都道府県単位に切り替えた。5~9月は81回の予報を出したが、的中したのは8回だった。同庁の森隆志長官は「梅雨期の前線が停滞しなかったり、台風が陸から遠くを通ったりしたため、発生に至らないケースがあった」としている。

 一方、発生が予報できなかった「見逃し」は17回中9回で、「2回に1回程度」としていた当初の想定通りだったが、9月に能登地方に大雨をもたらした線状降水帯は見逃しに終わった。

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